カレイドスコープ2

めちゃんこ不評なので、あえて続編をw

音楽室の彼女とは、大学時代に再会しています。
何がきっかけだったのか、どうしても思い出せません。
きっと、自分に都合の悪い記憶なんでしょう…。
その頃彼女は、既に働いていました。
ピアノの先生とエレクトーンの奏者をしていました。
ホテルのロビーや結婚式などで演奏していたようです。
結局、もぐ自身は、彼女の演奏を聞くことはありませんでしたが。

大学から実家に帰省した時、会いました。
仕事帰りに待ち合わせて彼女の家に行き、彼女が普段着に着替えている間、恐る恐るピアノをいじってました。
プロの使うピアノはどんなだろう…。
もっとも、彼女の家はお金がなかったので、そんな高価なものではなかったはずです。
近場のレストランで遅めの夕食を食べた後、そこの駐車場で長い時間、お話をしました。
他愛もない雑談の繰り返しです。
ふと話題が途切れた時、何気なく時計を見たら、実家に伝えていた帰宅時間を大幅に過ぎていました。
父親の車を返す約束の時間でした。
親父の無骨なカローラで、少しバツが悪かったのを覚えています。
そろそろ送って帰ろうかな、と口を開きかけた時です。
助手席の彼女が、急にくたっと上半身を運転席のもぐの方に倒してきて、もぐの膝に顔を埋めました。
音楽室の時と同じです。
またしても、もぐは準備不足でした…。
「○○公園行きたい…。」
彼女は独り言のように小さい声でつぶやきました。

大学に戻ってからは、主に手紙でのやりとりでした。
二人ともお金がないので、滅多に長距離電話はできません。
『男の人って、夢を追い続けるものなの?』
何通目かの手紙に、不思議な質問が書かれていました。
何度も読み返す内に、本当はもぐへの質問ではないことが分かりました。
何となく、彼女が思いを抱いている相手が他にいることは感じていたんです。
夢を追い続ける彼についていくことに迷いを感じた頃、偶然もぐと再会したのだと思います。
暫くしてから、彼女からの最後の手紙を受け取りました。
もぐは漫然と大学に通い、夢らしい夢を追いかけてはいませんでした。


という訳で、結局はフラれた話なので、こはなかんべんねw
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by mogran_ragnarok | 2006-01-15 23:36 | 思い
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