あぁ屋島

f0024799_762331.jpg高松の屋島という半島は、その昔有名な観光地でした。
山上には旅館が何軒も並び、修学旅行の定番だったそうです。
お遍路さんの札所である屋島寺があります。
またすぐ東側の入り江は、平家物語の舞台でもある讃岐の壇ノ浦で、史跡も数多くあります。
写真は屋島の山上から高松市街を撮ったものですが、朝昼夕夜と、どの時間に眺めてもいい景色です。
少し視野を北に向ければ、瀬戸内海の多島風景が広がります。

こんな感じで観光資源には事欠かないんですが、今の屋島は相当寂れてしまっています。
廃屋になったいくつかの旅館を、去年の大河ドラマ”義経”を描いた衝立で隠しています。
山上に上るケーブルカー会社は負債を抱えて倒産。
水族館も倒産し、今は別の会社がリニューアル再建中です。

実は瀬戸大橋が人の流れを変えたんです。
以前、岡山から四国への入り口は高松港でした。
フェリーで高松に入り、そこで一泊して、四国各地へ散っていく。
それが四国観光のルートだったんです。
ところが瀬戸大橋は、高松から西へ大きく逸れ、車も電車も、高松を通らずに四国の各地へ直行するルートができてしまいました。
瀬戸大橋の経済効果が全体でどういうものか分かりません。
でも高松にとっては、少なくともマイナス効果の方が大きいようです。
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by mogran_ragnarok | 2006-11-17 07:51 | 日常
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